京都は、三方を山に囲まれ、清流が街の中心を流れる、豊かな自然に恵まれた都市です。

寺社仏閣をはじめとする緑地の中には、長い歴史と共に育まれた生物多様性が息づいています。少し足を伸ばせば、雲ケ畑や花背といった奥山や里山が広がり、様々な絶滅危惧種が自生しています。

また、大原や静原の広大な農地も、自然の宝庫となっています。
京都市内においても、古くから伝わる社寺林や庭園、町屋の庭や畑が、
様々な生き物の生息地となり、自然との調和が深く根付いています。しかしながら、現代では、生息地の開発や里山、農地の放棄、そして地球温暖化の進行により、
これらの貴重な生物多様性が危機に瀕しています。私たちは、この貴重な自然と生物多様性を守ることこそが、
次世代に向けた持続可能な社会の礎であると確信しています。

そして、そのための活動を通じて、京都の自然との共生を実現し、
豊かな暮らしの実感を提供することを使命としています。